コペンハーゲンに行ってきたday1
初めてのコペンハーゲン、英語もデンマーク語もできないのに!?
「なんでコペンハーゲン?」と聞かれると、もう9年前になるけどドイツはベルリンに一人で行った時に全く知らない地に行くことがとても自分にとって刺激になったこと、そしてクラブが盛んなこと(コペンハーゲンは世界でハンブルクにつぎ2位!らしい、ベルリンは3位)、あと北欧デザインのイメージがある通りデザインや建築など見るべきものが多い、社会保障も手厚く幸福度も高いので日本とは違いギスギスしていない、ということが挙げられます。
実は諸々リフレッシュしたい気分でぼ〜っとしたいなら国内や台湾ベトナムとかでいいじゃんと思っていたが(そのためにアンケートもとった、そして1位の国内旅行は無視した)
とにかく無心で一人でボーっとするにはどこが良いですかね
— 西尾 (@nisopp) August 1, 2019
せっかく身動きしやすい一人旅だったので、死ぬまでにどっか行けるとしたらということで北欧・コペンハーゲンになりました(ドイツはまた次行きたい)
行くまで普通のヨーロッパだと思ってたけど、地図で見る通り、スウェーデンの隣で、ドイツにも出やすい便利なエリアの位置だったんだな〜と。
てなわけで旅行記1日目いきます。
コペンハーゲン中央駅 Bernstorffsgade 朝の運河沿い散歩
前日深夜12時にアムステルダムのトランジットを経てコペンハーゲン中央駅近くの宿にやっと到着。待ちに待ったベッドでの睡眠を経て、朝7:00に起き、日差しにつれられて散歩に出るとそこは天国でした。
めっちゃ綺麗でしょ?
宿の近くの運河沿いで朝いろんな人がランニングしたり、自転車で出勤してるだけなのだけど、その景色がとても綺麗。晴れてたのもあるけど、こんな風景で仕事&生活できるのならとても気持ちいいなと、温度も20℃前後だし。交通の中心は基本自転車だから、自転車の通路がきちんと分けられているのも理にかなってました。
散歩のあと、朝飯はホテルのビュッフェです。泊まったホテルは Wakeup Copenhagen Bernstorffsgade といって、コペンハーゲン中央駅から7分くらいの、おしゃれなアパホテルって感じなのですが、朝食ビュッフェが屋上でいただけるて最高でした。牛乳もなんだか日本より美味しいし、コーヒー飲んで街を見下ろしながらchill⛅️
ニューハウン観光
いきなりのコペンの朝の良さにかまされつつ、日本への仕事メール・電話などして(こちら朝10時のとき日本は17時!電話でテンションの差を感じた...)ガイドブックにも載ってた観光地となるニューハウンへ。ちょっと距離があるのでホテルで自転車を借りてサイクリング。運河沿いを10分くらい北上すると、テレビで見たような風景が目の前に飛び込んできました。
ふぃ〜綺麗な街並み!!ニューハウンは新港という意味でヨットや水上バスなどが行き交っている港町です。今は港というより色鮮やかな建物が立ち並ぶ観光スポットとして、そしてあのアンデルセンが愛した街としても有名らしいです。
あ〜この川沿いの街並みなんか既視感あるな〜なんだっけ、あ、「川床」だ、京都の。と思いながら綺麗な街並みの次に目が写るのは運河沿いに立ち並ぶカフェやご飯どころ。まだお腹は空いてなかったので、自転車乗ったし水分でもいただこうかとオープンテラスのカフェテラスに入ってビールをいただく。
skål!!(デンマーク語で乾杯の意味、デンマーク語これしか覚えてない)
気持ちいい天気の中ビールをいただき本日2度目の天国にひたりながら、今日のこの後の作戦を練るのでした。
TORVEHALLERNEKBHで昼メシ
自転車でちょっとフラフラしてみようということで、西方面へ。本当は北欧グルメで有名なレレという店の人がやっているタイ料理屋Tiger Momに行きたかったのですが、もう13:30で閉店、、とのことでなんか人混みがあるところで自転車をとめてみる。
後から調べると、TORVEHALLERNEKBHという結構有名な屋外マーケットで、ガラス張りの建物に沢山の飲食店やパン屋とかが入っていて、とても活気がありました。
そこでガイドブックで見て行きたかった「Grød(お粥)」という店の系列店をなんと発見!!人のオーダーを見てそら豆のサワークリーム粥みたいなものをオーダー。まさかデンマークで米が食べられるとは、うまい、うまい!!
北欧のお粥というのは珍しいですが、この店は複数展開しているようです。優しい味とコペンらしくないボリュームで、お腹にしっかりとたまりました。さて午後も活動するぞ!!
幸せの象徴の地、クリスチャニア
TORVEHALLERNEKBH近くはお店が多かったので、有名なスーパーIrmaや雑貨店をふらふらとショッピングで周ったあと、急遽思い立って行く前から噂を聞いていたヒッピーの自治区、クリスチャニアへ!自転車で運河を渡り、ワクワクとしながら入り口の近くのスーパーでビールを買い(ちょっとビビってたのでw)入ります!
入る前から雰囲気を醸し出しているこの入り口を潜り、中に入ると、割と現地の学生さんとか若い人が多い印象。あと観光客も多いのかなあ、続々と人が入り口をくぐっていくところをみてテンション上がってきました。
入り口近くで音楽かけながらビールが売られてました。後ろの建物では音楽が鳴っていてクラブみたいになっているのかな?入らなかったけど。ちなみに25は25DKK(デンマーククローネ)という向こうの通貨で、日本でいうと395円くらい。このあと行ったバーが50DKK(870円)だったので良心的な価格設定ではないでしょうか。物価はやっぱり高いです。
これは、、、木だけどストーンみたいになって瞳孔開いちゃってますね。
少し歩くと台湾のような提灯が並んでいるエリアに。
ここの入り口で携帯持って歩いていると「No Photo」と注意が・・・。そう、ここから先は写真撮っちゃいけないエリアです。中ではフードコートみたいなところで思い思いに楽しむ老若男女が。僕は荷物が気がかりだったので早々に退散しましたが、よくわからない煙を出しながらライブする人がいたり、本当自由で楽しい雰囲気でした。
帰りに見たこの建物は中がスケートボードランプになっているのか、中から大きな音が鳴っていました。ちょっと見に入ってもよかったな。とにかくみんな楽しむことに全力のクリスチャニアは、デンマーク人の享楽的な雰囲気を象徴としているようなエリアでした。
コペンハーゲンのクラビング① 運河の孤島での楽園レイブ
クリスチャニアを軽く見た後は、昼の時点で行こうと思ってたculture boxというクラブのためにホテルでちょっと仮眠を、、、と思ったらなんだかホテルの外から音がするぞ…。自分の中でヨーロッパの良いところ=その辺で音が鳴っていることで、音をたどっていくと何かしらのパーティーがそこら中でやっている点があげられます。コペンハーゲンもその例に漏れなかったな。
ここは朝散歩したあたりだな〜、運河に浮いた孤島のようなグリーンアイランドというカフェで、なんとフリーパーティーが行われていました! ちょっと昔のディスコのようなノリがよくダンサブルな曲調で、ついついビールを買って自分も混ざってみることに。
運河に浮いた孤島カフェで運河を眺めつつ、ディスコを楽しむとても良い体験なのでした。DJの一人に話を聞いてみると3人組のDJユニットをやっていてそのユニットでほぼ毎週金曜にDIYでレイブパーティーをやっているんだって!他にも日本人好きなデンマーク・オランダ両方に住むご機嫌なおじさんと話したり、とても楽しかった!ここで一番デンマークの人と喋れたかな(しかし東洋人俺だけ)。ビールも進み、ちょっと腹を足そうとグリーンアイランドを後にする。
コペンハーゲンのクラビング② ミートパッキングエリア Koedbyenの夜
自転車でふらふらとうろついていると、駅の裏?あたりで色んな音と喧騒が聞こえてくるエリアが。なんだここはコリドー街かというくらいの人だかり?
そうここは、精肉工場エリアだった場所が飲食街に生まれ変わっているというKoedbyenというエリア。そこのwarpigsという店に腹ごしらえに向かっていたのでした。
ほら、高円寺みたいでしょ(失礼)
このwarpigsという店、コペンハーゲン発祥で有名なあのMikkellerが運営する肉料理&バーの店。本当は肉肉しいBBQ料理(こんな感じ)が食べれるのだがもうこの時間はバー営業のみ、でもさすが精肉店を改装した感じがとてもオシャレさを醸し出していた。
もうこの時点でなんのビールを頼んだか覚えてないくらい酔ってきてたけど、おいしくクラフトビールをいただく!(たしか黒板の4か9だったような…)
この男子トイレ、屠殺場みたいだ...
そして強烈にお腹が空いていたので、隣のホットドッグ屋さんでホットドッグを注文!
今調べたら「John's Hotdog Deli」という店だった。沢山トッピングできてとても美味しかったな
そしてこのエリアにあるbakkenというクラブにも足を伸ばす。
場所はちょっと前のoathみたいな野外エリアにはみ出した感じの小箱。この日はjordanというスペーシーでチルアウトみなハウスかける人がまわしてて、客も玄人という感じだった。酔いも進んだのでお酒もここからはジントニックに変更。
てなわけでお目当てのculture boxへ。
コペンハーゲンのクラビング③ ほとんど覚えてない culture box
本日最後のクラブはKoedbyenから結構遠くのculture boxへ。この日はsoulclapというNYのハウス・テクノユニットのDJがするということで昼楽しみに予約していたのだった。しかしこの段階であまり覚えてなく、写真もほぼ無いので言葉で補足します。
culture boxはコペンハーゲンの中心地の少し外れにある、クラブの規模は200ほど入りそうな、2フロアで割としっかりとした作りのクラブで、この日も夜遊びのデンマーク人が多く来場し入場も若干規制されているようだった。メインフロアは地下で、そこまで広くないがDJブースの電飾が印象的だった。
てな感じで、ちょっと酔いが進んでいただので一踊りしたらさっさと退散してしまいました...帰り、路上でウォ〜と叫ぶデンマーク人をチラ見しながら、あ、今日は金曜の夜か、日本もコペンハーゲンも一緒だな、と何故か新橋を思い出しながら帰宅するのでした。
番外編:クリスチャニアバイク
自転車の前方がでっかいカゴになっているクリスチャニアバイク、これはコペンハーゲンの街でよく見かけました。前に子どもだけでなくじいちゃんばあちゃんや嫁を載せていることも。前に乗せることで会話も弾むのでいいなあ、和むなあと思いながら見てました。(この自転車も女の子とフレンチブルドッグ乗せててかわいい)
ちなみにこのクリスチャニアバイクはこの日訪れたクリスチャニアの住民の大きな収入源になっているとのこと。いい話だな。
MAP
day1にまわったとこの大体のマップです。こうみると無駄な動きしてるな俺・・・